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~自然豊かな環境で、新しい「情報産業協会」をイメージする~ 「ワーケーション」の報告

投稿日:2023年3月20日 月曜日

「ワーケーション」の報告

「ワーケーション」
~自然豊かな環境で、新しい「情報産業協会」をイメージする~

人材育成教育研修部会では、2019年まで毎年実施していた海外視察研修事業がコロナ禍により中断を余儀なくされ、それに代わる事業を模索していました。

そして、検討を重ねた結果、「ワーケーション」を採り入れた事業を計画するに至りました。しかし、その後もコロナ感染症の勢いは収まらず、構想から3年目にしてようやく実現することが出来ました。

「ワーケーション」とは、「ワーク(work)」と「バケーション(vacation)」を組み合わせた造語で、休暇を取りながら旅先で働く方法と言われています。ただ、この説明だけでは、なかなか実感が湧かないということで、先ずは部会が中心になって「試行」してみて、その結果を次年度以降に繋げようという結論に達しました。

そこで、令和4年度も、いよいよ年度末となる3月に、有志8名の参加により、3月13日(月)13:00から14日(火)12:00の一泊二日のワーケーション体験を富士宮市仮宿にある、「マウントフジ里山バケーション」という施設で実施致しました。

実施の目的

本イベントは、「ワーケーション」という新たな働き方を体験し、今後のワークスタイルの考え方の参考とするとともに、本協会のあり方について自由なディスカッションの機会を設け、今後の協会運営を考えるきっかけ・スタートラインとすることを目的とします。

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創造性は人が集まる場で生まれてきます。
日本人は里で暮らし、五感を使うことで、自然感や豊かな創造力を育んできました。
環境を変えて仲間と暮らし、お互いをリスペクトし、刺激を受け合えば、発想力も豊かに育まれるはず。
そこにこそイノベーションが生まれます。
私たちは、エコツアーや仕事とリフレッシュを兼ねる新しいカタチのワーケーション、「和」ケーションを皆様に体感していただくため、当施設を貸切でご利用いただけるプランをご用意いたしました。
施設内はWIFI、52インチモニター、ZOOM用カメラなどご用意しております。
(「マウント里山バケーション」ウェブサイトより)
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※詳細は、下記のPDFをご覧ください。
「ワーケーション」報告書

島田商業高等学校「第2回プログラム講座」

投稿日:2023年2月14日 火曜日

  • 実施日時:2月11日(土)10:00~12:00
  • 実施場所:島田商業高等学校

昨年8月23日に開催した「Unify」によるプログラム講座を開催し、受講した26名の生徒さんに対して実施したアンケートで、「今回の講座の続きがあれば参加したいですか?」という問いに、73%の生徒さんが「参加したい」と回答をいただいたため、このほど第2回目の講座を開催致しました。
前回同様、SIIA会員の「専門学校静岡電子情報カレッジ」有賀先生と中村先生ならびに同校の2名の学生さんにもサポートをいただき、島田商業高校の鈴木滋先生にもサポートを頂いて、前回より2名多い28名の生徒さんの参加がありました。
今回もゲーム制作を題材に、プログラミングの基本的な要素を学んでいただきました。サポート学生と関わるだけでなく、生徒さん同士も互いに相談したり教え合ったり、積極的かつ楽しく講座を受けている様子が印象的でした。

会員ニーズセミナー 「リスキリング ~デジタル化の実効性を高める人材育成戦略~」

投稿日:2022年10月04日 火曜日

  • 実施日時:2022/9/29(木)15:30~17:00(講演)17:15~18:15(懇親会)
  • 実施場所:静岡商工会議所401会議室

今やDX社会の到来によりデジタル化推進の機運も高まる中、企業の大小を問わず高度なデジタル人材は大幅に不足しています。地域の中小企業においては、その問題は更に深刻な状況にあります。
人材の活用という面では、従来から中堅社員のスキルをブラッシュアップして、現状に見合った仕事に対応できるようアップデートする「リカレント教育」があります。
しかし、その後DX社会の到来により、「既存の仕事の知識やスキルをアップデートする、ブラッシュアップする」のではなく、「現在、社内にはない仕事、とりわけデジタル関連のスキル獲得に主眼を置いている点が特徴」である「リスキリング」が、デジタル化の実効性を高めるものである」という「静岡経済研究所調査月報 特別企画調査」記事に目が留まり、この調査研究にも携わられている、静岡経済研究所特任研究員の阪口瀬理奈様を講師にお招きし、「リスキリング ~デジタル化の実効性を高める人材育成戦略~」と題してご講演をお願い致しました。
講演の直前になって、阪口講師がコロナに感染され、既に回復はされたものの隔離状態にあるため、当日はリモートでの講演に切り替えることになりました。
このセミナーは、当初から「ハイブリッド開催」を予定していたため、当日会場での受講もスクリーン越しとなったものの、阪口講師の講演の内容は豊富な事例紹介を交え大変分かりやすかったと好評でした。講演後も、会場並びにオンラインでの質疑応答も活発に行われ、会場参加者のみなさん(約20名)は、引き続き開催された懇親会の場で、久々の対面での交流で盛り上がりました。

島田商業高等学校「プログラム講座」

投稿日:2022年9月09日 金曜日

  • 実施日時:2022年8月23日(火)10:00~12:00
  • 実施場所:島田商業高等学校

コロナ感染症拡大により、ここ2年ほど開催が延び延びになっていましたが、このほどようやく開催に漕ぎつけることができました。SIIA会員の「静岡電子情報カレッジ」有賀先生と中村先生に担当いただき、島田商業高校の鈴木滋先生にもサポートを頂いて、26名の参加のうち半数が2年生でしたが、一人一台のPCを前にゲーム開発プラットフォーム「Unity」によるプログラム作成の実習をおこないました。
事後のアンケートの回答を見ても、半数以上の生徒が、卒業後にIT業界に就職したいと答えていて、プログラム作成の感想では…

・プログラミングを組んだ際にそれを実行するのに組み込むという操作が必要だということ
・プログラミングの楽しさを知った。
・一つでもプログラムを間違えたらゲームは完成しないという慎重さを学びました。
・スコアの表示、画面が動くようにする関数など
・プログラミングを簡単にできるアプリがあること
・プログラミングについて少し理解が深まった

という感想とともに、「今回の講座の続きがあれば参加したいですか?」という問いにも、73%の生徒さんが「参加したい」と回答しています。当部会としても、続編開催を検討中です。

オブジェクト指向設計講座 ~ 設計・プログラミングの実践的なスキルを身につける ~

投稿日:2022年9月09日 金曜日

  • 実施日時:2022年8月4日(木)〜6日(土)、9月1日(木)〜3日(土)
  • 実施場所:静岡大学 静岡キャンパス

本コースは、オブジェクト指向とデザインパターン、テスト駆動開発の設計開発手法を中心に、設計、プログラ ミング、テスト、レビューを実施し、実践的な設計スキル,プログラミング能力の習得を目指すものです。座学だけではなく、演習中心の実施により理解を深め、Java言語あるいは、他の言語でプログラミング経験のあるエントリレベルの技術者を対象にしています。今回で5回目を迎える講座ですが、今回は14名の受講者に参加を頂き、講師の塩見教授と野口准教授に2名のスタッフのサポートもあって、中身の濃い6日間になりました。事後のアンケートからも、「講座は初めて学ぶことが多くとても勉強になりました。」、「学習する中で、実際の業務でオブジェクト指向設計を意識出来ていないところや、今までのプログラミングの考え方などを見直すことができました。」、「講座で学んだことは実際の業務の設計やプログラミングを考える場面で活かしていきたいです。」などと高評価をいただきました。