12月19日、IT業界におけるBtoBの法務ポイントセミナーを開催しました
IT業界のBtoBにおいて、紛争が起きないようにするための予防法的な観点を身につける
講師には、弁護士の山崎 俊和 氏をお招きしまして、IT業界の法務についての講演をいただきました。
ソフトウェア開発に関わる過去10年の裁判例と争点についてとても具体的にお話をいただきました。
- 開発したシステムが開発側の要求水準を満たしたか否か
- 納期をいつと合意したか
- 開発側の追加作業が当初契約の範囲か
- 現存する不具合を「瑕疵」と評価できるか
- 著作権の帰属
- そもそも契約が成立したか否か
また経済産業省のモデル契約書の説明やエスクロー契約についても解説いただきました。
通常のセミナーより、参加者より具体的な質問が多数出たことからも、会員企業のセミナーへの真剣さと満足度は高かったものと思われます。